初めまして。フリーライター歴3年の南マイコです。
複数企業様と契約し、Web上のコンテンツをメインにインタビュー記事やSEO記事、コラム記事などを執筆しています。
また、日本おうちワーク協会に所属し、主に主婦やママたちの在宅ライタースタート支援(オンラインセミナー、ライター講座の開催など)を担当しています。
これらの仕事すべてがリモートワーク。完全初心者だった私が、自宅のパソコン1台で、正社員並みを収入を得られるようになりました。
そこで今回はこれからリモートワーカーを目指す方へ向け、おすすめの勉強法やスキル習得方法、ライターを目指すなら一読したい本についてまとめてご紹介していきます。
【フリーランス】ライター職でリモートワークする理由

私がライターとしての活動をスタートしたのは、2017年2月。最初はあくまで副業として取り組み始めました。普段はパートとして週4日勤務しながら、趣味程度に開設していたブログ収入が安定するまでの2つ目の副業と考えていました(このすぐ後、パートをクビになりました……)。
私は出版業界や執筆に関する職種経験はなく、本当にただのド素人からのスタート。社内ライターとして経験を積んでから独立する人もいますが、地方で子育て中の私は「在宅ワーク」が最重要条件でした。
そんな、子育てをしながらでも取り組める副業として、ライター活動に挑戦したのが始まりです。
フリーライターとしての活動内容
駆け出しライターのころは、SNS上で親交のあった個人アフィリエイターさんの記事入れをお手伝いしていました。そこでセールス記事やSEOに関する知識を吸収し、執筆領域を広げてきました。
現在はいくつかの企業様と契約し、恋愛コラム記事やインタビュー記事の執筆にも取り組んでいます。また、他のライターさんが書いた記事のリライト案件や編集・校正業務など、直接的な執筆ではない仕事もいただけています。
「ライター×リモートワーク」は相性抜群
在宅ライターとして3年以上活動してきて感じるのは、ライターという職種とリモートワークは非常に相性が良いということです。
ライターにとっての商品は「文章」。つまり、良い文章さえ生み出せれば、場所も時間も制限されません。満員電車に乗って通勤する時間も、上司の顔色を伺いながらペコペコする必要もなし。
気分が乗らない日や、筆が乗らない時間は休んだって、誰にも文句言われません(私はよく、別テーマの案件に取り組んで頭を切り替えたりします)。そんな自由な働き方こそ、無理のない良い文章につながると実感しています。
【スキル習得】ライター職でリモートワークするために必要なスキル

ド素人から専業ライターになった経験をもとにお伝えすると、ライター活動は挑戦するハードルは低いけど、継続したり、選ばれるライターで居続けるには一定のスキルが必要です。
中でも、声を大にして「重要だよ!」とお伝えしたいのが以下の3つ。
- コミュニケーションスキル
- SEO・ワードプレス・正しい日本語力
- 自己発信・自己アピール力
それぞれについて、私の経験をもとにお伝えさせていただきます。
コミュニケーションはリモートワークの要
「ライターはパソコン1台で仕事ができる」と聞くと、ただ黙々と画面に向かってタイピングする姿をイメージすると思います(まぁ、間違ってはいませんが)。しかし、自分だけの世界に閉じこもっていては、本当に良い記事は書けません。
なぜなら、記事は単なる文字列ではなく、読む人がいて初めて意味を成すものだからです。画面の向こう側に自分の文章を読む人がいる。自分の文章に価値を見出してくれるクライアントがいる。だから、ライターはライターとして生きていけます。
何が言いたいかというと、
- クライアントが自分にどんな文章を求めているのか
- クライアントはどんな読者を想定して記事を依頼しているのか
これらを正確に理解することが、良質な記事を書き上げるコツ。そのために、密で丁寧なコミュニケーションは最重要スキルになります!
リモートワークは対面と比べて、どうしても相互理解が不十分になりがち。だからこそ、限られた中で十分な情報を共有できるコミュニケーション力が欠かせません。
基礎ライティング+αの付加価値を探究する

「ライターに必要なスキルは?」と聞かれたら、多くの人が「文章力」をイメージするでしょう。もちろん、基礎ライティングは身につけるべき基本スキルです。読みやすい文章を書けるようになるのが最優先。
そこでさらに「選ばれるライター」になるには、さらにもう一歩踏み込んだ付加価値があるかどうかが勝負の分かれ目になります。
“その他大勢”のライターに埋もれないよう、差別化できる知識や技術を身につけるべきだと実感しています(私もめちゃくちゃ苦労したので……)。
自己発信は「選ばれるライター」の必須スキル
ここまでお伝えした必要スキルは、仕事がもらえて初めて発揮できるスキルです。が、リモートワーカーにとっての大きな壁は、自分に合った(条件の良い)仕事を獲得できるかどうか。
どんなに良い文章がかけても、仕事がもらえなければ能力を十分に発揮できないですよね。だからこそ、自己発信・自己アピールをしっかりできるかどうかが、ライター活動そのものに大きく影響します。
待っているだけで、空から勝手に仕事が降ってくることはありませんからね。なので、読みやすいプロフィールや自己発信する場所(ブログ、SNSなど)を作れば、リモートワークの幅をぐっと広げてくれますよ!
運営ブログはこちら:ままゴンvsチビゴンズ
【スキル習得】ライターになるためのおすすめの勉強法

今でこそある程度安定した収入をキープできていますが、私はすべての知識・スキルを独学で学んできました。その分、多くの迷いや挫折を経験しながら、遠回りもしてきたと思います。独学でたたき上げてきたがゆえに、自分の文章が本当に正しいのか、いまいち自信が持てなかったのも事実です。
そこから脱却しようと決意し、2020年に入ってから3か月間専門プロライタースクールに通い、基礎~応用的な知識・スキルを学び直しました。成功者から学び、「大丈夫」と言ってもらえたことで、自信を持ってさらに高いステップを本気で目指せるようになりました。
無料で多くの有益情報に触れられる今、独学でも知識はつけられます。でも、目標となる背中があって、学べる環境下に身を置くことは間違いなく成功への近道になると痛感しています。
独学の経験を反映したセミナー・講座を開催中

そんな自分の経験を生かし、現在は在宅ライター支援アドバイザーとして、
- ライティングの基礎を学びたい
- 1文字1円の壁を超えたい
こんな想いを抱えた方へのセミナー活動や、ライティング講座を開催しています。迷わずに選ばれるライターへのステップを駆け上がれるよう、自分の120%の全力サポートを心がけています!
本を読む・文章に触れる
独学時代から今に至るまで、「面白そう!」「役に立ちそう!」と感じた本は迷わず購入しています。ふらっと文屋に立ち寄った時に書籍を買ったり、SNSで回ってきた有益な電子書籍(有料note)をポチったり。
もちろん「失敗した」「思っていた内容と違った」と後悔することもありますが、それもまた、1つの経験。私という読者のニーズが満たされなかった原因がどこかにあるわけで。
それも含めて、多くの文章に触れながら、新しい知識をインプットすること。王道ではありますが、文章で勝負する職種だからこそ意識的に取り組みたい勉強法だと思います。
インプットした3倍はアウトプットする
本、電子書籍、有料情報商材、セミナー、オンラインサロン、動画配信サイト……。
今やどこにでも学べるチャンスは転がっていますよね。でも、インプットして終わりでは意味がありません。実際に行動する、つまりアウトプットして初めて自分のものになります。
頭でっかちではNG。アウトプットすれば、「あれ?分かったつもりだったのにうまくできないぞ?」「こういう場合はどうすればいいんだろう?」という新たな疑問を見つけられ、着実に自分を成長させていくことができます。
学んだことをライター案件としてアウトプットするもよし。自分でブログを運営しながら文章として吐き出すもよし。SNSで発信するもよし。
いずれにせよ、インプットした3倍はアウトプットすると、爆速で成長していけるでしょう。私もまだまだインプット過多になりがちなので、改めて肝に銘じていこうと思います。
まとめ

今回は私の失敗経験を踏まえて、ちょっと暑苦しいほどにお伝えさせていただきました。自分に合った正しい勉強法を見つけたり、身につけるべきスキルを明確にしたり――。
この記事で紹介した内容は、リモートワーカーとして活動する肝になる部分だと実感しています。これからライター業や他のリモートワークにチャレンジしたい方にとって、少しでもお役に立てることを願っています!